2026.3.24
第35回世界子ども愛樹祭コンクール授賞式
人・動物・環境のつながりを大切にする「ワンヘルス」の想いを子どもたちへ
2026年3月21日(土)、八女市立矢部村清流学園体育館「木龍」において、「第35回 世界子ども愛樹祭コンクール授賞式」が開催されました。

本コンクールは、未来を担う子どもたちに向けて、地球環境や緑豊かな自然を守り、心豊かな暮らしの実現を願い実施されている取り組みです。絵画や詩・作文、木ハガキによる、「愛樹の心」を表現した作品が全国から寄せられました。
また今回、FAVAワンヘルス福岡オフィスから新たに「FOFこどもワンヘルス賞」が贈られました。 「人と動物と環境の健康はひとつ」というワンヘルスの考え方に基づいた賞で、子どもたちの視点と重なるメッセージが込められています。

藏内勇夫FAVAワンヘルス福岡オフィス所長は挨拶の中で、矢部村の豊かな自然に触れながら、山村地域ならではの暮らしや歩みに思いを寄せ、その中で育まれてきた知恵や価値の大切さについて語りました。

また、自然や伝統文化と共にある地域の営みを次世代へとつないでいくことの重要性に言及し、こうした地域の絆こそが持続可能な社会の実現に向けた大きな力となると述べられました。
さらに、気候変動やAIの進展など社会の変化に触れつつ、「これからの時代を生きる子どもたちには、地球環境や命のつながりについて自ら考え、行動する力が求められる」と期待を寄せるとともに、獣医師の役割についても、動物の命を守ることにとどまらず、食の安全や公衆衛生、さらには野生動物や環境の保全を通じて人の健康と地球全体の命を支える使命があると述べ、「人・動物・環境の健康を一体として捉えるワンヘルスの考え方を、地域から日本、そして世界へと広げていきたい」と、今後のさらなる展開への決意が示されました。